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知識ゼロからのねことの暮らし方 ねころん

5分でわかる!!子ねこ育て

猫を家に閉じこめては可愛そう?猫は外出自由にしてあげた方が良いですか?

ねころんでは皆さんに終生完全室内飼育をお願いしています。

猫は縄張りを持って生活する動物です。
縄張りがお家の中だけであれば、そこが安全、快適と判断し、猫は特に不自由を感じません。

可能であればキャットタワーを1台用意して頂き、上下運動が出来る環境を作ってあげて下さい。猫は犬のように直線を走ったりすることよりも上下運動を好みますし、猫にとっても必要な動作です。

外に出してしまうと、交通事故、他の猫とのケンカ、伝染病の感染、ノミの感染、リスクがとても大きくなります。その度に飼い主さんも病院に連れて行ったりと、メリットは全くありません。

また外出自由にするという事はトイレの問題がとても大きなリスクになります。

終生完全室内飼育であれば家の中でトイレを設置し、そこで用を足すトレーニングをすれば、ほとんどの場合きちんと覚えて決まったトイレでするようになります。

ですが、外出自由ですとそのコントロールは不可能に近く、ご近所さんの庭先や公園の砂場などもトイレとして使う可能性が高くなります。猫のオシッコは濃縮されニオイもキツイ濃い状態で排泄されます。(子猫も成猫もニオイはします)

外出自由の猫にトイレだけは室内でするようにしつける事は不可能です。

トイレの問題はオシッコだけではありません。
ウンチもどこでしているかわからず、ご近所さんの庭先等でしてしまった時にはご近所トラブルに発展します。その時に飼い主さんとしてトラブルを回避、解決出来る事が可能でしょうか?

また、オスなら去勢、メスなら避妊手術を適正な時期に行わないと、知らないうちに、外で野良猫と交尾をし、メス猫なら妊娠、出産、オス猫なら野良のメス猫を妊娠させてしまう可能性があります。

生後6ヶ月を過ぎればメス猫は妊娠する可能性は十分に考えられますし、望まない妊娠・出産をさせない為のコントロールも外飼いになると難しくなります。

そして、これが一番避けたいこと…外出したまま猫が帰ってこない、事故にあったのか? だれかに連れて行かれてしまったのか?

生死もわからない、探しても探しきれず、その時に室内飼育にしておけば良かった…と深く後悔しても遅いのです。その時の飼い主自身や家族が受ける精神的ダメージは大きく、悔やんでも悔やみ切れない思いだけが残ります。

これは…私の実体験で今でもその猫の事をたまに思い出しては終生完全室内飼育の大切さを噛み締めています。そんな理由からねころんは終生完全室内飼育をおすすめしています。

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