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猫の甲状腺機能亢進症、知ってますか?

猫の健康のこと: 2019/05/29

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こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

急に暑くなってきました。

 

5月なのに真夏の暑さに身心共にビックリです。

猫達も急な暑さを感じていますので、

室温管理気をつけていきましょう。

 

高齢期になって発症、発見される病気の中で多いのが

以前からお話しをしている腎臓病と

今日お伝えする甲状腺機能亢進症があります。

 

この甲状腺機能亢進症は甲状腺のホルモンの過剰によって起こる病気です。

甲状腺は喉のところにあるホルモンの分泌腺で

甲状腺ホルモンは全身の代謝を活性化させるとても大切な役割があります。

 

甲状腺機能亢進症は色々な原因によって、

甲状腺の働きの抑制が効かなくなり、甲状腺ホルモンが異常に多く

分泌されてしまうため、身体の様々な箇所に負担がかかって来ます。

 

また、犬よりも猫に多く発症すると言われており、

特に高齢期にさしかかってくる10歳以上に発症することが多く、

オスメス、MIX、純血種なども関係ないと言われています。

 

原因は

 

・甲状腺の過形成

・甲状腺腫瘍

・甲状腺ホルモン薬の過剰投与

 

などがあると言われています。

 

具体的な症状を記載しますので、もしお家の猫さんに

気になっている症状があったり、いつくも当てはまることが

ある時は、一度病院で診察を受けてみましょう。

 

気になる症状

 

・食欲が増えるのに痩せてくる

・飲水量が増える

・血圧が高くなってくる

・落ち着きがなくなったり、攻撃的になる(以前からの性格に変化)

・毛艶が悪く、被毛がバサバサになる

・目がぎらぎらしている

・呼吸が速くなっている

・お腹の具合が悪い(下痢、軟便が続く)

・食欲、元気の低下(食欲旺盛の症状とは逆の症状が出ることもある)

 

などの症状が見られることが多くあります。

 

この病気の気をつけなければならない大きなポイントは、

普通なら年齢的に落ちてくる食欲が落ちないので、一見、

「歳をとっているけど、食欲があり、元気」

と、思ってしまうことです。

 

またそのほかに、上記の症状に気になるものがあるなら、

病院で検査を受けることが望ましいです。

 

ではどんな検査を受けたら良いのか。

まずは血液検査を受けて、甲状腺に関する数値のチェックを

していくことが第一段階です。

 

通常の血液検査にプラスして甲状腺のチェックをお願いしてみましょう。

もちろん、明らかに何か当てはまる症状があれば、

獣医さんの方から甲状腺の数値チェックをしましょう、

と言われる場合が多いと思います。

 

血液検査をすれば、同時に腎臓の数値もチェックできますし、

高齢期に入ったら、腎臓の数値、甲状腺の数値、

両方の状態を知っておくと良いと思います。

 

我が家の最年長の16歳のまつちよも、定期的な血液検査では

腎臓、甲状腺、両方の数値を測って、観察しています。

 

そして万が一、甲状腺機能亢進症と診断されたら、

内科的治療、外科的治療、その時の猫の年齢、身体状態などを踏まえて

どの治療法が最適なのかを担当獣医さんとよく話し合うことが大切です。

 

また、最近では専用の療法食も発売されているので、

食事でのコントロールもしやすくなっていると聞いています。

 

腎臓病や甲状腺機能亢進症は闘病生活が

長期戦になることもありますので、常に担当獣医さんと

連携をとりながら、お家の猫さんへの負担を最小限にしつつ、

その時、その時に出来る事に向き合って行きましょう。

 

高齢期の腎臓病や甲状腺機能亢進症について

お悩みやご心配な事がありましたら、

いつでもねころんにご相談下さい。


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