大昔、ミアキスと言われる哺乳類がいました。じつに5000万年も前のことです。彼らは前足、口を主に使って獲物を殺す肉食の哺乳類で、その優秀なハンターの腕前から、多いに栄えました。
実に広い範囲で栄えていたため、住んでいる場所によりその後の進化が分かれて行きました。開けた平地に住んでいたミアキスは犬の先祖になり、森に住んでいた主は猫の先祖になったと言われています。
犬も猫もこのころは同じ種だったんですね。ミアキスはほかにもクマ、イタチなどにも分かれていきました。
開けた平地で進化していった犬は、獲物を集団で追いかけて仕留めるスタイルで、群をつくってリーダーに従う性格になりました。
猫は森で進化しました。木や草の間に身を隠して待ち伏せ、不意打ちで襲い掛かるスタイルのため集団をつくる必要もなく、1人で生きる性格となりました。
ウチの子がたまに愛想悪いんですが、原因がこんな大昔の森の中にあったとは。
その後の進化の過程でハンターとしてのスタイルはさらに洗練され、
・まず音や視覚で獲物を見つけ、
・そっと音もなく忍び寄り…..
・バッっと一気に襲い掛かり!
・爪をグサッと食い込ませて!
・急所に牙で止めを刺す・・・・
というスタイルが完成したそうです。この狩猟法は優れていたため、ネコ科の一族は多いに栄えました。
これってまさに子猫の遊び方そのものですね。あんなに可愛らしいしぐさが、何千万年もかけて進化した究極の狩猟法だったとは・・・
もちろん、このスタイルはトラやライオンと全く一緒で、体の仕組みや習性もほとんど同じです。かわいいあなたの息子(娘)は由緒正しい名ハンターだったんですね。
ワイルドに暮していたご先祖さまですが、ついに人間との出会いが生まれます。
それは約4000年前のことでした。当時エジプトではねずみに大変困らされていました。大事な穀物を荒らす上に、伝染病を広めるからです。そこに、リビアヤマネコがネズミを取ってくれる、というので山からつれてこられて、人間の近くで住まわされるようになりました。これが人とネコの最初の共同生活、と言われています。
ネコ側も、安定して食料が得られメリットがあるので、当面人間の近くに住んであげることにしました。飼われているという意識はまったく無かったでしょうね。

4千年前からマイペース
食物を守り、病気からも守ってくれる猫は神様として敬われるほど重宝されました。なんか嬉しいですね。たしかに我が家でもかなりエラそうにしてます。
そして、猫と暮す事の素晴らしさは、世界中に広まっていきました。
その延長線上に、今のわたしと猫との暮らしもあるわけです。パチパチ。
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