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5分でわかる!!子ねこ育て

とっても大切、猫の食事について

子猫の食事(~生後3週頃まで)

母猫に育てられた場合、子猫は約5週間は栄養十分な母乳で育ちます。
しかし幼くして母猫と別れた子猫達には、あなたのチョイスが健康のカギを握る事になります。
生後3週未満の子猫の場合は、子猫専用の粉ミルクを授乳し育てましょう。

その際、ダマが出来ないように熱湯で溶いてから、人肌まで冷まして与えるようにして下さい。
基本牛乳は子猫にとって良いとは言えないので(乳糖が下痢を起こす・栄養価が足りない)、子ねこ専用の粉ミルクを与えるようにして下さい。(捨て猫を保護したての場合など一刻も早く栄養を取らせたいときは例外です)

生後3週間までの子ねこの場合、ミルクを飲ませる事になるので哺乳瓶が必須です。
この時哺乳瓶の先の乳首部分を大きくカットしすぎると、ミルクが出すぎて誤嚥してしまう可能性もありますので、説明書に従い、小さめに開けて様子を見ましょう。

子猫は凄い勢いで吸い付いてきますが、注意深く飲ませます。欲しがるだけ与えてかまいませんが、お腹がパンパンになりすぎていたら止めて下さい。

子猫の食事(生後3週以降~)

生後3週を過ぎる頃から、乳歯が生え始めます。離乳食も少しずつスタート。
食器から食べられるようなら、離乳食をミルクで溶いて与え始めても良い時期。
離乳食を食器で食べられるようになるのもこの頃です。
子ネコは最初は不器用で顔ごと食器に突っ込んで顔じゅう離乳食まみれになったりします。
すぐに食べられる器用な子、練習が必要な子、個性が出てきます。
離乳食はやわらかい缶やパウチタイプの物にを粉ミルクを足したり、子猫が慣れるに従い粉ミルクの割合を減らし、離乳食を多めにしていきます。
離乳食はミルクと違い食事内の水分が減ってくるので、水を容器から飲む練習も始めましょう。
食事より難しいのですぐには飲めないかもしれませんが、お水に慣れてもらう事も大切です。

また、食器は必ず1匹に1皿を用意して下さい。
強い性格の子は早く食べ終わって横取りしようとしますのでそこは目を光らせて阻止。
食の細い子や弱い子も充分に食べられる配慮が必要です。
また、食器はその都度洗い、洗剤のにおいが残らない様によくすすいで下さい。
猫は嗅覚が鋭いので食器に嫌なニオイが残っているとフードの食べが悪くなります。

子猫の食事(生後7週以降~)

子ねこ用のウェットフードに徐々に切り替えます。
歯の生え具合により、水でふやかしたドライフードを与えても良いでしょう。
水分も充分にとれるよう、食事時以外でも飲み水容器は常備するようにして下さい。

栄養バランス

人間と猫では、身体の仕組みが異なります。当然必要な栄養の取り方も異なってきます。
猫の健康を左右する大きな要素である食事について、良く知っておく必要があります。
人間は雑食なのでタンパク質、炭水化物、脂肪がバランスよく必要です。
しかし、猫は完全に肉食なので、高タンパク質、高脂肪です。
具体的にはタンパク質28パーセント以上、脂肪9パーセント以上と言われています。赤身の牛肉(タンパク質20パーセント)でも栄養不足という事になります。

炭水化物は体内で合成しますのであえて与える必要はありません。
塩分も体外に排出しずらいので極力与えないようにします。
その意味で、いわゆる伝統的な「ねこまんま」は非常にバランスが悪く、ねこの為にならない食事の代表例と言えます。
ネコの食事についてよく知らないまま、人間と同じ物を与えるのは絶対に避けるようにお願いします。
またしつけとして、食卓の上で与えない、決めた場所で、決めた容器から与えるようにすることも重要です。

キャットフードのすすめ

猫はビタミンCを体内で合成できたり、カルシウムとリンのバランスに対する配慮が必要であったりと、人間と異なる栄養計算が必要不可欠です。
そこで、猫の健康の為に研究を重ねてつくられた、キャットフードを選ぶのが賢いということになります。
我が家でも、獣医さんに薦められたメーカーのキャットフードを中心に与えています。
ドライフード(袋入りの水分の少ないタイプ)とウェットフード(缶詰・パウチ入りのタイプ)の2種を用途別に与えています。

〈ドライタイプ〉 

バランスがよい。固さが歯石予防にもなる。繊維質が多く便秘予防にも。
水分が10パーセントと低いので、飲み水を十分に用意する事が必要。

〈ウェットタイプ〉

高脂肪で高いカロリー摂取が可能。水分量が75パーセントと多い。
子猫や老猫はドライフードよりも食べやすいウェットの量を増やしても良い。

ドライフードは栄養的に完全食に近いので主食に最適です。
ウェットフードはたまに与える程度で。
ドライフードがメインの食生活では、新鮮な飲み水を切らさないようにして下さい。

近年のペットフードの品質の向上は目まぐるしいですが、中には粗悪品もあるので確かなメーカーのものを選んで下さい。フード選びに悩んだり困った時は信頼できるかかりつけの獣医さんが薦めるものを参考に選んでみましょう。

我が家ではドライフード・ウェットフード共に猫達の年齢、健康状態、体型に合わせたフードを獣医さんのアドバイスを参考に選んでいます。

水分について

猫はもともと砂漠の動物なので、他の動物に比較すると水分の摂取がすくなくて済むように出来ています。
しかし、水分の摂取不足から起こる病気にかかりがちなのもまた事実です。
とくにオス猫は泌尿器系の病気にかかりやすいので、十分な水分を与えることが大切です。
さらに、ねこの舌は水の味に敏感な構造をもっており、古くて不味い水は嫌がります。
十分な量の飲み水を、飲みやすい器で新鮮な状態で常備するようにお願いします。

食器について

猫のフード皿に1番適しているのは陶器と言われています。
プラスチック製は傷がつきやすく、汚れも落ちにくく匂いも移りがちです。
ステンレス製は独特の金属臭を嫌う子がいます。

その点陶器は熱湯食毒も出来ますし、重さもあり安定感があります。
陶器ですので落としたりぶつけると割れるというデメリットは避けて通れませんが、
我が家は食器も飲水器も陶器ですが今まで割ってしまった事はありません。
そう頻繁に破損する事はないのでやはり陶器が良いと私は感じています。

要注意な食べ物

以下、猫には危険な要注意の食べ物をお知らせします。

〈牛乳〉

意外に思われるかもしれませんが、猫には乳糖を消化する酵素が無い場合が多く、
下痢をするので与えないほうが良いでしょう。

〈ねこまんま〉

お米のご飯ににかつおぶしをふりかけたいわゆる「ねこまんま」は、低タンパク、カルシウム不足、高リン、かつ塩分が多過ぎです。昔のネコの平均寿命が今より短かった一因ともいわれています。

〈塩分〉

先にも書きましたが、体外に排出できないのでバツです。
肝臓への負担が大きくなってしまいます。
人間の食事は全般的に、猫にとっては塩分が多すぎです。
人間用に味付けされた肉・魚は避けて下さい。

〈玉ネギ・他ネギ類〉

猫の赤血球をこわす成分が含まれており、重い貧血になる可能性があります。
そのままの玉ネギはすぐ気がつきますが、料理に使われている場合は見落としがちなので注意して下さい。人間の食べ物を与える事は避けましょう。

〈植物の一部〉

消化を助ける為に、猫はよく草を口にすることがあります。
ペットショップでねこ草なども売っていますね。
しかし、猫には毒の植物も身の回りに多いのです。自宅にある観葉植物が猫にとって毒でないか、必ず調べることをおすすめします。ねこにとって有害な植物は700種類もあると言われています。「猫 植物 毒」で検索すると沢山情報が出てきます。
室内に植物を置く前に調べて確認をしてみましょう。

〈甘いもの〉

猫の味覚は甘いものを感じづらいと言われており、あえて与える必要も無いと思います。

もっと詳しく知りたい 猫の身体のこと


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