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知識ゼロからのねことの暮らし方 ねころん

5分でわかる!!子ねこ育て

猫の去勢・避妊についてしっかりと

ねころんでは終生完全室内飼育、去勢・避妊をおすすめしています。
猫と人との関係が円滑になり、お互いの心理的満足が大きいからです。

オス猫は思春期を迎えると、縄張り確保の為にマーキングをします。
これは普通の尿よりとても刺激臭の強い、特別の尿です。

メス猫は生後約6ヵ月以降から年2~3回出産できます。
時期は主に春。独特の鳴き方でオスねこを誘います。

外飼いで去勢しない場合、
オス猫強烈なマーキング→オス猫同士のケンカ→大ケガ
メス猫の発情期大声→不幸な子猫の増加という負のサイクルが生じます。
そして現在日本では、約8万頭以上の猫が殺処分され、そのうちの約6割が子猫と言われています。

終生完全室内飼育の場合でも、去勢・避妊手術をしないとオスねこの強烈なマーキング、メスねこの発情期の大声に悩まされる事になります。
しかもそれが室内で行われる事は人間側の大きなストレスになり、それはねことの関係に悪影響を及ぼします。

オス猫は精巣を取り除くため、精巣腫瘍を予防する事が出来、前立腺疾患の発生率を下げるとも言われています。

また、外飼いの場合オスねこ同士のケンカが少なくなることで、猫エイズや猫白血病ウィルス感染症などの感染症リスクを下げる事も出来ます。

オス猫の身体にとって去勢とは、大人の心や身体に変化していく為のホルモンが途中で出なくなるという事です。ですので思春期以前に去勢すると子猫の気分を持ち続け、人間を親と思い続けて依存する傾向が顕著になります。

ねころんでは去勢を、人と猫がより求め合うよりよい関係が築ける手段であると考えています。

またメス猫の去勢に関しては、メス猫特有の病気の予防にもなります。
乳がん、子宮内膜炎など子宮におきるの疾患、卵巣そのものを取り除くため、卵胞嚢腫(らんぽうのうしゅ)などのような卵巣におきる疾患を予防することが出来ます。
メス猫特有の病気の中には、命に関わるような重病も多く、そのような病気を予防できることから、避妊手術が必要と考えられています。

去勢の時期については未だに獣医さんによっても意見が様々ですが、最近では生後半年前後の時期を勧める獣医さんが多いようです。また、子ねこ用のキャットフードは栄養バランスが良く、ここ数年で成長スピードが昔と比べて早くなっているという話も聞きいています。

最初の発情を迎える前に手術を受けさせる事が身心共に望ましいと言われることが多くなり、一般にメス猫は生後6~8ヶ月齢位、オス猫の場合は生後6~10ヶ月齢くらいが目安と考えて良いと思います。猫自身の個体差もありますのでかかりつけの獣医さんに相談の上、適正な時期に行いましょう。

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