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ドライフードも鮮度が命?

猫と暮すノウハウ: 2018/02/23

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

本当に寒さが厳しい今年の冬ですが、オリンピックが開催されている

平昌はもっともっと寒いとか…寒さを想像しただけで震えます(苦笑)

そんな中、男子フィギュア、女子スピードスケート、ここ数日の日本勢の活躍に

涙腺が緩んでいる私です。

 

前回は、猫の飲み水のお話をしましたので、

今回はドライフードの鮮度のお話を。

 

皆さんのお家の猫ちゃんの主食はドライですか?ウェットですか?

我が家は基本、主食はドライフードです。

 

ドライフードはウェットフードに比べて日持ちもするし、

お皿にサッと入れてあげるだけなので手間も掛からず簡単ですよね。

なので主食はドライフード、という猫ちゃんが多いと思います。

 

ではそのドライフード、皆さんどの様に保存されていますか?

意外にパッケージの袋のチャックを閉じるだけ、とか

開封口をクリップや輪ゴムで止めておくだけ、なんていう

保存の仕方をされている方が多いのではないでしょうか?

 

私も以前はそうでした。

多頭飼育を始めてからは大容量のパッケージの方が割安ですし、

お得感もあるし、ずっと大袋、大容量派でした。

 

でもある時、猫達全員のフードの食べが悪くなっている事に

気がつき、体調不良では無いのにナゼ?と思っていました。

実は、フードの食べが悪くなるのは決まって、大袋のフードが

袋の中で残り少なくなってきた頃に起こります。

 

そこで全く同じフードの未開封のフードを開けて出したところ…

猫達がクンクンとニオイを確認するや否や、

バリバリ、むしゃむしゃ食べ始めたのです。

そう、これは完全に鮮度の問題だったのです。

 

保存に適したドライフードも袋の開閉を何度もしているうちに

空気に触れ、湿気を含み、酸化も進みます。

嗅覚がとても優れいている猫にとって、鮮度の落ちたドライフードは

大好きなご飯、食べたいご飯と認識されない訳です。

 

なのでそれ以来、8匹の大所帯の我が家ですが、

ドライフードは出来るだけ少量のパッケージの物を購入しています。

我が家の猫逹、みんな意外にグルメ?!で、17歳から3歳と年齢も様々。

食べ飽きしない為に常時4〜5種類のドライフードを用意しているので、

小袋のフードがとても重宝しています。

 

もちろん、割高感は否めませんが、いつも新鮮なフードを食べてもらいたい、

それが長い目ので見て猫達の健康維持に繋がるなら、

今はその方法が我が家にとってベストだと思っています。

 

もし、大袋のフードを購入したいという場合は、

フードを開封したら、食品保存パック(チャック袋が最適、ジップロックなど)に

300〜500グラムくらいずつ小分けし、乾燥剤(シリカゲル)を入れて

冷暗所や冷蔵庫で保存が望ましいですね。その時は出来るだけ空気を

抜いての保存をオススメします。

 

ドライフードは適度な硬さがあるため歯石や口内炎、口臭を予防できたり、

総合栄養食が多く、フードと水だけで十分な栄養を摂取することができたり、

メリットが大きいので、きちんと食べてもらいたいですね。

 

小袋タイプを選んだり、小分けにしてしっかり密封保存をしたり、

猫ちゃんとの生活スタイルに合わせた工夫をしていきましょう。

フードの種類、保存でお悩みの方がいらっしゃっいましたら、

いつでもねころんにご相談下さい。


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