お困りの猫相談はこちらから

知識ゼロからのねことの暮らし方 ねころん

ねころんブログ

我が家の子猫チームの避妊・去勢手術を考える

猫の健康のこと: 2018/11/22

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

朝夕だけでなく急に寒さを感じる様になったここ数日。

日が暮れるのも早くなりましたね。

いよいよ冬の到来です、体調管理気をつけていきましょう。

 

5月末に生後1週間で保護した子猫「さんた」と「まめ」もスクスクと

順調に成長し、今月末には生後6ヶ月を迎えます。

 

長い間、男の子猫にしか縁のなかった我が家。

なので、お家の子として女の子猫の避妊手術はなんと今回がお初。

 

3歳で地域猫から我が家の子のなった「きなこ」は

地域猫時代に避妊手術済みだったため、

おかげで我が家では手術の心配をしないで済みました。

 

今回「まめ」の避妊手術、「さんた」の去勢手術をするにあたり、

再度、避妊・去勢手術を考えていきたいと思います。

 

縁あって家族になった猫と楽しい猫生活を送るために、

終生完全室内飼育をしていく上で、避妊・去勢手術は

絶対に必要な事だと私は思っています。

 

なぜ避妊・去勢が必要なのか、メリットとデメリットを

挙げてみました。

 

避妊・去勢のメリットとは?

 

・発情期特有の大声で鳴いたり(メスに多く見られる)、
 オス独特の行動、マウンティングやスプレー行動など性衝動を減らす事が出来る。

・メス特有の病気の予防、卵巣と子宮どちらも取る手術なら
 生殖器の病気のリスクが回避出来る。

・オス特有の病気の予防、精巣腫瘍の予防になったり、
 前立腺肥大などの前立腺疾患の発生率を下げることも出来る。

・性格がおっとりとおだやかになる事が多い。

・望まない妊娠、予想外の繁殖を予防できる。

 

避妊・去勢のデメリットとは?

・全身麻酔のリスク。

・体重が増加することが多い。 
 オスメス共通でエネルギーの消費量が低下するため、肥満傾向になる。

・繁殖能力が完全になくなる。

 

デメリットが無い訳ではありませんが、圧倒的に

メリットの方が大きいですね。

 

では、その手術の適した時期はいつなのでしょうか?

一般的にはオスもメスも生後半年以降、体重が2キロを超えた頃と

言われている事が多い様です。

 

ですが猫自体の個体差もありますし、

最近はフードの充実で栄養状態が良く早熟傾向にある為、

かかりつけの病院で獣医さんと相談しながら決める事がベストです。

 

メス猫は生後5ヶ月を過ぎると発情期が来る子もいます。

なので今回、我が家の様にオスメスの兄妹猫の場合は、

メス猫の方を先に避妊手術をする事が望ましいと言えます。

 

また、オス猫に関しては半年から10ヶ月を目安にする事も多く、

スプレー行動が始まる前には済ませておく事が理想ですね。

 

術前には簡単な健康状態のチェックや、手術前日からの絶食等が

ありますので、発情期を迎える前に獣医さんに相談し、

おおよその日程を決めておくと焦らないで済みます。

 

私も今月中にさんたとまめの日程を担当獣医さんと

相談してスケジュールを決めていきたいと思います。

 

のんびり構えていて、気付いたら発情期が来てしまった、

なんて事になったら大変なので、しっかり打ち合わせをして来ます。

 

初めて避妊・去勢手術をお考えの方、不安がある方がいらっしゃいましたら、

いつでもねころんにご相談下さい。


pagetop