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猫に必要な飲み水の量はどれぐらい?

猫の健康のこと: 2019/12/26

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

今日は猫の飲み水のお話を。

寒くなると猫の飲水量が減り、水分補給を気にする方も

多いのではないでしょうか?

 

冬だからこそ工夫をして、

猫さんが十分な水分補給を出来きるようにして行きましょう。

ということで今日は、猫の飲み水のお話です。

 

必要な飲み水の量

まず、目安になる飲み水の量からお伝えします。

 

正常な猫の1日に必要な飲水量は、体重1㎏あたり約50mlが

目安と言われています。

 

なので、猫の体重が3㎏なら、約150ml、

5㎏なら、約250ml、という計算になります。

 

飲んだ水の量の確認方法

でも実際、普段お家の猫さんがどの位飲んでいるかを

把握するのはなかなか大変です。

 

我が家ではメモリがついた飲水器を使用しているので、

どのくらい飲んで減ったか一目瞭然でわかるのでとても便利です。

 

また少し手間はかかりますが、毎日水を入れ替える際に

計量カップで測って入れ、

そして次に水を入れ替えるときに残った水を計量カップに戻し、

何時間で何ml飲んでいるかを測ると正確な量を把握する事が出来ます。

 

この計量は出来るだけ同じ時間や間隔で行って行くと

更に詳しい正確なデータになりますのでおすすめです。

 

飲み水の量で健康チェックも!

この飲み水の量のチェックは、ただ測るだけではなく、

この量の変化で病気の発見に繋がることもあるのです。

 

飲まなすぎても、飲みすぎても病気の可能性があるので、

健康の重要なバロメーターになります。

 

特に腎臓疾患は多飲多尿が大きな特徴の一つなので、

日々の小さな変化が早期発見に繋がります。

 

水を飲みたがらない猫への対処法

中には、健康でもお水を飲みたがらない猫さんもいますが、

今は健康でも、猫がかかりやすい泌尿器系や腎臓病の

予防のためにも出来るだけ無理なく水分をとって欲しいですよね。

 

そんな時は器を変えたり、置く場所や飲みやすい高さに

調節してあげるだけで飲んでくれるようになることもあります。

 

特に高齢猫は首を下げにくくなって来るとお水を飲むことが

しんどくなってしまうので、高さの工夫は大切です。

 

また、冬場エアコンをつけていると室内は暖かく、

乾燥しがちなので、喉も渇き、意外にちゃんと飲んでくれる

事が多いと思います。

 

ただ、お水を寒い場所に置いていたりすると行きたがらないことも。

 

猫さんがお昼寝しているお部屋や快適に過ごしているお部屋に

きちんと水飲み場を作っておくと、寝て起きて、

喉が渇いて水を飲みに行く、という導線が自然に出来ます。

 

どうしてものときは、ウェットフードを!

いろいろ試してそれでも、どうしても飲んでくれないと感じる時は

フードをドライフードの他にウェットフードをあげるのも良いですね。

 

また、ササミを何も味をつけずに茹でた汁なども風味があり、

喜ぶ猫さんも多いようです。ゆでたササミはおやつにもなりますし。

 

健康な時にこそ、普段の飲水量をチェックする事が大切です。

是非、お家の猫さんがどの位飲んでいるのか、確認してみて下さい。

 

気になったらすぐに病院へ

そして、気になる事があったら、早めに病院を受診しましょう。

その時に日頃の飲水状況が把握出来ていると、獣医さんに普段の

状態をきちんと伝える事が出来るので診察もとてもスムーズです。

 

さいごに

冬場の水分補給、気にして見てあげて下さい。

飲水器に関してや猫さんの飲み水にお悩みがありましたら

いつでもねころんにご相談下さい。


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