
ねころんブログ
猫にとって大切な睡眠時間
猫と暮すノウハウ: 2020/08/26

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
今日は猫の睡眠のお話。
猫という名前で呼ばれる由来は
「よく寝る子」だから「寝子」
という説は有名な話ですよね。
人間同様、猫にとって睡眠はとても大切です。
お家の猫さんに快適な睡眠、とって欲しいですよね。
一般的に成猫の睡眠時間は、1日に12〜16時間だといわれ、
1日の半分以上を占めています。
子猫や高齢猫になるとさらに増えて、20時間近く寝ている猫もいます。
猫はどうしてこんなに眠るのでしょうか?
それは猫がもともと狩猟動物だったことと関係しています。
獲物を捕まえるための狩りや自分の生活テリトリーを守る
縄張り争いなどに備え、普段はエネルギーを温存していました。
そのため、無駄なエネルギー消費を避けて、1日の半分以上は
寝て過ごしていたのです。
猫も人と同様に、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を
繰り返します。
ただ、猫の場合は深い眠りが20%、浅い眠りが80%で、
熟睡出来る時間がとても少ないのです。
これは自分自身を守るために熟睡時間が少なく、
浅い眠りで危険を察知したり、敵に襲われそうになった時に
すぐに気づくためと言われています。
ですが、室内で生活している猫さんは敵に襲われる心配や身の危険が
少ないがないため、野良猫や外猫よりも深い眠りの時間が長いようです。
そこで、家の猫さんが今よりもっと快適に睡眠をとるために、
今の環境を見直してみませんか?
難しく考えなくてもすぐにできることばかりなので大丈夫です。
いくつか例を挙げてみますので、お家の猫さんと生活環境に合った
工夫を試してみて下さい。
・暖かい日差しや日向ぼっこ出来る場所を確保
・適度に薄暗く、隠れ家的な場所にキャットスペースを作る
・キャットタワーの上や家具の天面などにキャットスペースを作る
・猫のお休みタイムが始まったら室内の照明はやや抑え気味
・寝ている側で大きな音のするドライヤーや掃除機は厳禁
・快適な温度管理、湿度管理
猫が室内で安心して快適に眠れるということは、眠りの質が高くなり、
体調不良になりにくく、長生きできる可能性が高くなります。
寝ている時にストレスがかからないことは大切ですね。
我が家も8匹の猫たちに快適に過ごしてもらうため、15カ所以上の
猫専用くつろぎスペースを確保しています。
今もエアコンの効いたリビングで3匹が穏やかにお休みタイムです。
お家の猫さんの可愛い寝姿を見れば、心癒され、
人間側の様々なストレスも軽減します。
私も今、側で寝ている「きじたろう」を見て、癒され中です。
毎日の猫との暮らし方ついてのお悩みやご質問がありましたら、
いつでもHPよりご相談下さい。