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きれいな花には、ねこへの毒がある!?

猫と暮すノウハウ: 2017/03/08

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

今日は、猫の日々の生活の中に潜んでいる「それって危険!」というお話です。

 

皆さんのお家にはお花がありますか?

「ガーデニングが趣味で庭のお手入れが趣味です」って言う方、

「お花が大好きなので室内にお花は欠かしません」という方、多いと思います。

 

でも、猫にとって危険な草花があることを皆さんご存知ですか?

人間にとって見たり、香りで楽しむお花ですが、

猫との生活に「NG!」なものがあるんです。

 

猫にとって悪影響を与える可能性があると言われている植物は

なんと700種類以上あると言われています。

この数字を聞いてびっくりする方も多いと思いますが、これが現状です。

 

ペットグラス(猫草)をかじる、好んで食べる、そういう猫ちゃんも多いですよね。

猫はお腹の調子を整える為、葉を食べる習性があると言われている為、

鉢植えや花瓶に生けてある花や葉を食べてしまう場合があります。

猫からしたらどれが危険でどれが大丈夫かなんてわかりませんから。

ですので、「これは絶対NG!!」という代表格のお花についてお伝えします。

 

・ユリ

ユリ系のお花は、猫にとって危険度最大級レベルです。

全てのパーツに毒性があると言われ、花粉を吸引しても症状が出ることがあり、

猫にとってもっとも気をつけなくてはいけない植物のひとつです。

症状は嘔吐、元気消失、腎不全などの症状がでます。

急性腎不全は急変率も高く、一口でも食べてしまうと命に関わることがあります。

 

・スズラン

可憐でかわいいスズランも、実は危険度マックス。

スズランに強い毒性があることは割と知られているような気もしますが、

活けておいた水も要注意!

有毒成分コンバラトキシンは最悪の場合、命に関わります。

身近に飾っていたお花が猫にとって危険だったなんて…

そうならない為に一緒に生活をする私たち人間がきちんと理解しておく事が必要ですね。

「うちの子はお花も葉もかじらないから大丈夫!!」

は、ダメなんです。今まではたまたま運が良く、猫ちゃんが口にしなかっただけ、

と思っておいたほうが良いでしょう。

 

猫はとても好奇心旺盛な動物です。

今まで興味が植物でもニオイをかぎ、パクッとかじる、食べてしまう…

そういう可能性は高いのです。

 

その危険を回避するには、家に置かない、持ち込まない。

それが1番です。わが家はお花の無い生活なので、お花をいたずらして怒ることがありませんし、

何よりお花、植物の危険にストレスを感じながら生活する必要がありません。

 

もし、お花を飾るのが好きな方はここで猫ちゃんの為に、

一度考え直してはいかがでしょうか?

お家にどうしても飾りたいお花や植物があるなら、ご自分でとことん調べて

お家の猫ちゃんに危険が無いか、かかりつけの獣医さんの意見も是非聞いてみて下さい。

大切な我が子(猫)の命がかかっています。

 

これ、大げさなようで大げさなことではありません。

我が子(猫)の命を守って、長生きしてもらう、その責任は私たちにあります。

毎日の生活を猫ちゃんと一緒に楽しく過ごす為に、危険な事は回避しましょう。

 


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