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暑い夏!温度も湿度も気をつけて

猫と暮すノウハウ: 2017/05/25

 

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

さて、今日は夏に向けての室温についてです。

この時期、ご相談が多くなるのが、ねこのお部屋の温度調節。

まだ真夏ではないけど、地域に寄っては冷房やドライが必要な事もありますね。

猫の祖先は砂漠での暮らしをしていましたが、だからと言って

猫が暑さに特別強いわけではないんです。

 

猫は体の表面に汗をかけません。

猫の汗腺は肉球と鼻の頭と限られたほんの一部分だけなんです。

たとえば…ねこを病院に無理やり連れて行った時を思い出してみると分かりやすいですね。

病院でキャリーから出すと呼吸が速くなっているのと同時に肉球が

しっとり汗ばんでいますよね。あの状態が猫が汗をかいている時です。

 

ここ数年の日本の夏は本当に厳しいですから、

ふわふわの毛皮に覆われた猫には、「暑さ+湿気」の対策は不可欠。

しめ切った暑いお部屋にならないよう、工夫していきたいですね。

住宅事情によっても暑さ対策の方法は違ってきますが、

日中、猫だけでお留守番をしてもらうなら、冷房やドライを少し高めの温度で設定します。

さらに扇風機も併用で室内に風の流れを作れればベストですね。

ちなみに昨日わが家は28度ドライ設定で、リビングのエアコンのみ使用しました。

 

風通しを良くするために窓を網戸にして開けておくのも効果がありますが、

脱走防止の網戸ロックが絶対必要です。

ですが、防犯上やはり心配なので、戸締りをしっかりしてエアコンをつける方が

私は良いと思っています。

 

お家の中で1番広いリビングのエアコンを入れておけば、猫も暑ければ

涼しい部屋に移動して過ごすはずです。

 

そして、エアコンのリモコンのスイッチを入れる時は、必ず冷房またはドライに

なっているか確認してスイッチオンです。

これは私が聞いた話ですが、飼い主さんが出かける直前に

リモコンのスイッチを入れて冷風が出ているかどうかを確認せずに外出しました。

帰ってきたら部屋がとても暑く、よくよく確認してみたらリモコンの切り替えが

暖房になっていて猫ちゃんが熱中症寸前になっていたそうです。

 

些細なことですが、リモコンのスイッチを押すのは人間です。

押してから冷風が出てきた事を確認してから出かけるようにしましょう。

 

もちろん、いつでも飲めるようにお水をたっぷりと用意する事もお忘れなく。

 

なお、わが家はリビングに温度湿度計を置いています。

夏場なら快適室温25〜28度、湿度55〜65パーセントが目安になり、

エアコンの調節もしやすくなります。

あると便利なので、気になった方は是非設置してみて下さい。

 

体温調節が上手く出来ない子猫や老猫と一緒にくらしている場合は、

特に気をつけたいですね。

夏に向けての室温対策、ご質問がありましたら、いつでもHPよりご相談下さい。

 


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