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完全室内飼いの猫に、換毛期ってあるの?

猫と暮すノウハウ: 2018/03/15

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

猫と暮らしている皆さんの大きなお悩みの一つ、抜け毛のお話しを。

我が家は全員短毛ですが、8匹の大所帯ですから、

それはもう、抜け毛も山盛りです。

濃色の服を着る時は家を出る直前に何度もコロコロをする日々です。

室内飼育の猫の換毛期について知りたい方、私と同じようにコロコロが欠かせない方、ぜひ最後までご覧ください。

 

猫の換毛期とは

一般に猫の抜け毛が増える時期は、「換毛期」と呼ばれ、

春過ぎ(3月頃〜)と秋過ぎ(10月頃〜)の年に2回と言われています。

春の換毛期は冬毛から夏毛に、秋の換毛期は夏毛から冬毛に変わります。

人間でいうと衣替えといった感じですね。

 

室内飼いは関係ないのでは?という疑問

一方で、最近は完全室内飼育の徹底もあり、完全室内飼いの猫には、

この換毛期があまり関係ないのでは?と言われる様になって来ています。

その理由は、外に出ることの無い室内飼育の猫は、

冬は暖房、夏は冷房。雨や雪、大風にも無縁の生活です。

快適な室内で大きな気温差を感じずに生活している子たちは

夏や冬に備えて毛を変える必要が無くなっているせいなのかもしれません。

 

そうは言っても私自身、猫との生活を35年近く送っていて、

やはり春と秋は抜け毛が多い気がするなぁとは感じていますが、

抜け毛に関しては一年を通して、まんべんなく抜けているという印象が

一番強いです、我が家の場合は(笑)

 

抜け毛対策方法

そこで、やっぱりこの抜け毛対策として最も有効なのは

こまめなブラッシング。

ブラッシングするだけでかなり抜けます。

 

長毛と短毛のケアの違い

長毛の猫は短毛の子よりも抜け毛が多いので、毎日のブラッシングが必要になります。

特に長毛の場合、ヘアボール(毛球症)予防の為にもこまめなブラッシングは必須です。

この抜けていく毛は放っておくと、室内に抜け落ちるだけではなく、

自分で自分の毛を舐めとってしまい、

嘔吐や便秘の原因にもなります。

短毛の子も毎日とまでは行かないまでも、定期的なブラッシングが必要です。

 

ちなみに我が家のブラッシング担当は夫です(笑)

丁寧で優しいブラッシングは猫達もに好評な様です。

ブラッシングは猫とのスキンシップの時間でもありますし、

体表面の変化に気がつくこともあるので、とても大切なケアです。

 

ブラッシングが苦手な子もいる

ブラッシングが苦手な猫さんは短い時間、軽めに始めて、

誰でも使いやすいコーム(クシ)タイプを選ぶのが良いと思います。

よくお店で見かけるスリッカーブラシなどは素人では

扱いが少し難しく、皮膚を刺激し過ぎ、傷が付きやすいと言われているので、

避けたほうが良いと思います。

 

さいごに

ブラッシングを始め、換毛期についてお悩みの方がいらっしゃっいましたら、

いつでもねころんにご相談下さい。


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