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ちぃちぃ18歳おめでとう!

我が家の猫達: 2018/04/05

 

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

4月がスタートしましたね。

先週末が見頃だったご近所の桜。

川沿いの見事な桜並木から今年もたくさんの癒しをもらいました。

この後は散った桜でピンク色になった川を眺めて楽しみます。

 

さて、以前からこのメルマガにも度々登場の我が家の最年長のボス猫

「ちぃちぃ」が無事に18歳を迎えることが出来ました。

 

まずはちぃちぃにお礼から(笑)

「昔から変わらず、強いちぃちぃでいてくれてありがとう、

これからもずっと一緒に過ごしていこうね」

 

私が今まで暮らしてきた猫の中で一番の長生き、記録更新中のちぃちぃです。

室内飼育の猫の平均寿命が約15歳と言われていますから、

平均寿命よりも3年長生きしてくれている訳です。

 

そんな長い生き組のちぃちぃですが、腎臓病を発症し、自宅療養中です。

強制給餌に自宅輸液、そして昨年2017年に発売された腎臓病の薬ラプロスも

投与中です。

このラプロス、2013年に腎臓病を発症し、2015年に亡くなった

我が家のこじろうが闘病している時はまだ、未発売でした。

この4年の差、たかが4年、されど4年…

ちぃちぃはこじろうと同じ腎臓病の闘病生活を送っていますが、

状況は大きく変わっています。

腎臓病は完治する病気ではありません。でもラプロスを投与して1年、

急激な悪化もなく、定期検査での数値のデータにハラハラすることも

ほとんど無くなりました。

穏やかな横ばいと言った感じです。

なので、ちぃちぃもグッタリすることも無く、相変わらず強気なので

我が家では他の猫が一目置くボス猫っぷりは健在です。

 

18歳の猫が若い猫に負けずに張り合う、そんな様子を間近に見ながら

生活を一緒に送れる私はとても幸せな猫生活が送れていると実感しています。

 

そして長生きの猫が増えるという事は、様々な病気に対応する薬や

治療法、療法食の開発が進んで行きます。

今まで難しかった治療が、受けやすくなったり、効果が期待される薬が

開発、認可される。とても喜ばしいことですよね。

 

今までは諦めなければいけなかった、治療法がなかった病気にも

立ち向える日が来る可能性がある訳ですから。

 

そして、何よりも大切な毎日の暮らし。

我が子(猫)に対して、医食住(猫は服を着ないので衣→医と私は思ってます)

快適な環境を作って行くのは、私たちの役目です。

最近は猫と暮らしている方の意識がどんどん高くなり、

終生完全室内飼育&不妊去勢手術も当たり前、定期健康診断を受け、

ワクチン接種、年齢、体格、体調別に合わせた適切なフードを選らび、

皆さんが普通の事として捉えて下さっている事は本当に嬉しい限りです。

 

もし今、10歳超えの猫さんと暮らしている方は、

今まで以上に体調管理に気を配り、フードの見直しをして、

些細な変化を見逃さないようにして行きましょう。

 

私の経験もそうですが、猫仲間の皆さんのお話を伺っていると、

10歳頃から体調の変化、13歳過ぎで腎臓や心臓の病気発見ということが

多い様に思います。体重減少や嘔吐の回数、おしっこの量など、

気になったことがあったら、まずはかかりつけの病院での診察を受けましょう。

 

早期発見、早期治療が長生きにも繋がりますし、医療費の軽減にもなります。

 

この4月はちぃちぃのお誕生日月間として、定期健康診断を始め、

ちぃちぃの大好物のまぐろも用意して私も一緒に楽しみたいと

思います。

 

まだまだボスの座も譲る気が無い様ですし、ちぃちぃには

我が家の猫リーダーでいてもらいたいと思っています。

老猫さん、ご長寿猫さんの体調やフード、自宅療養などについて

お悩みの方がいらっしゃっいましたら、いつでもねころんにご相談下さい。


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