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酷暑の今年、しっかり熱中対策を

猫と暮すノウハウ: 2018/07/26

 

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

7月なのに信じられないくらいの暑さに見舞われている、日本列島。

朝から30度超えの日々なんて、本当に今年の夏は厳しさがどんどん

積み重なって、体調管理が大変ですよね。

 

毎年しつこいくらいにねころんでもお伝えしている熱中症について。

しつこいですが、今年も言います。

だって、すごく重要なことですから、命に関わりますから。

なので、どうぞ今年もお付き合い下さい。

 

つい先日、私の猫仲間さんの高齢猫ちゃんが大好きな場所で

ひなたぼっこ中に熱中症になり慌てて病院に行き、手当てを受けました。

もう少し気がつくのが遅れたら大変な事になっていたそうです。

人間同様、猫も特に高齢猫、子猫は体調の変化を注意深く、見る必要がありますね。

 

もう、連日この暑さなので、猫ちゃんと暮らしている場合、

一日中エアコンはつけて過しましょう。

エアコンはつけたり消したりする方が電気代がかかるそうなので、

猫が過ごすお部屋の適温を把握してつけっぱなしが理想です。

ちなみに我が家も3部屋24時間フル稼働です。

 

朝、早い時間でも涼しくないですし、夜は日中の熱が建物に

溜まり、なかなか冷めません。

夜は窓を開ければ涼しく…ならないので、夜もしっかりお部屋の

室温管理をして行きましょう。

 

飼い主さんが冷房が苦手でも、28度から27度に温度を設定し、

扇風機で風を回し、熱を分散させ、猫が過ごしやすい環境を

第一に考えて下さい。

飼い主さんが着る物で調節しましょう。

 

また猫は高い所や狭い場所が大好きです。

その大好きなエリアが意外な落とし穴で高温になっている場合も

ありますので、猫が好む場所の温度チェックも一度してみて下さい。

 

いつでも綺麗なお水が飲めるように、夏場は水飲み場を増やしたり、

日に何度か水の汲み変えをしておくと良いですね。

お水の容器に氷をいっぱいにする必要は

ありませんが、猫がお水を飲みに来たら、氷を1、2個、

コロンと入れてあげると喜んで飲んでくれることも多いです。

 

口呼吸でハァハァしていたり、ぐったりしている時は、

迷わずすぐ病院へ行きましょう。

一時的ですが応急処置も覚えておくと役に立ちますので、

ご参考まで。

 

・濡らしたタオルで体を包む。
 大きめのタオルを濡らし、身体を包み、冷やします。
 このタオルが緩くならないようこまめに取り替えることが大切。

 

・保冷剤やアイス枕を使う。
 高体温はすぐに熱が引くわけでないので、冷却の持続性のある
 保冷剤などは役に立ちます。

 

・首、わきの下、内股を冷やす。
 これも人間同様、大きな血管、動脈を保冷剤などを当てて
 冷やすと効率よく冷やせます。

 

これはあくまで、応急処置です。

命の関わる熱中症ですから、きちんと病院で診察を受けることが

ベストになります。

 

ほんの少し気にかけているだけで防げることもあります。

熱中症や対策方法でお悩みの方が

いらっしゃいましたら、いつでもねころんにご相談下さい。


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