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猫は場所の移動も、環境の変化も苦手です

猫と暮すノウハウ: 2019/03/14

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

春は引越しが多い季節。

皆さんの中にも猫さん達を連れての引越しを経験されて

いる方も多いのでは無いでしょうか?

 

引越し先での猫さんの様子、どうでしたか?

すぐに慣れた子、慣れるまでに時間がかかった子、

色々なパターンがありますよね。

 

猫は縄張りをもって生活する動物なので、

引越しはもちろん、動物病院への通院など、

環境の変化が苦手です。

 

その為、その環境の変化に強くストレスを感じる場合も

珍しくありません。

 

引越し先で慣れるまでに何週間もかかったり、

病院で鳴き続けたり、大暴れになったり。

 

これは先ほど話した、縄張りが関係しています。

特に完全室内生活をしている場合、今住んでいるお家は

猫さんにとって安全を確認できている場所です。

 

ですが、新しい家に引っ越すと家のニオイも変わり、

猫自身が感じ、確認出来ていたニオイがなくなってしまいます。

 

嗅覚の鋭い猫はこのニオイの違いを人間以上に感じ、

安心安全を確認出来ない場所になってしまう訳です。

 

なので、その不安を大きくしない為に、猫用品に関しては

引越し前に使っていた物をそのまま持って行く事をおすすめします。

 

心機一転、猫用品も新調したくなりますが、

なにもかも新しくしてしまうと、トイレやお気に入りの

マットやベッド、猫自身のニオイを感じる物が無く、

受けるストレスが大きくなってしまいます。

 

なので、猫用品を新しくするのは、引越し先で

猫さんが生活に慣れてからがベストです。

 

また、引越し後は引越し先の一部屋を猫専用スペースとし、

そこで猫さんが落ちついて、自分のペースで動き出すまで

様子を見守ってあげて下さい。

 

人間にとってはウキウキの新居でも、猫さんにとっては

居心地の悪い知らない場所なので。

 

ですが、猫は用心深い性格の子も多い反面、

好奇心旺盛な子も多いので、新しい環境に少しなれてくると

ちゃんと探検が始まります。

 

もちろん、そうなるまでにかかる時間に個体差はありますが、

多くの場合、引越し後1週間も経てば、新しいお家

順応する子がほとんです。

 

我が家も5匹を連れて引越し経験がありますが、

引越し当日は全員、猫部屋にした部屋から身動き取れず、

ご飯も食べず(笑)

 

ですが、翌日には好奇心旺盛の子が探検を始め、

それに続くように他の子も少しずつ慣れ、1週間も経たないうちに

普通の生活に戻れました。

 

また動物病院への通院もキャリーの中に愛用している

タオルやブランケットを入れたり、キャリーにカバーを

かけて、密室感を作ってあげるのも効果的です。

 

キャリーの素材もソフトタイプよりはハードタイプのほうが

しっかり頑丈で安定感があるのでおすすめです。

 

引越し時の注意点や通院時のお悩み等がありましたら、

いつでもねころんにご相談下さい。


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